大好きな曲を、あなたに
2015年 05月 27日
◆早いもので、6/5(金)のジョイントコンサートまで1週間。
今回は松尾ホールでプログラムを用意していただけるので、4月5月のオペラのように詳細の情報をブログに上げなくても大丈夫そうです。
当日のお楽しみ、ということでお待ちいただければと存じます。
◆予定しているプログラムは、どの曲も長く歌い続けてきた曲です。
私が知らないステキな曲は世界中にたくさんあるとは思うのですが
音大受験を決心する以前、アマチュアの頃からたくさんの曲を勉強してきて
楽譜は自宅の本棚一台分
レッスンに持っていくためのコピー譜を積むと自分の身長は優に超えます。
勉強している段階で
現在歌曲全集が市販されている法人作曲家のチクルスはほぼ網羅したと思います。
◆新しい曲に取り組んでいくのも大切なことだけど
レッスンが終わったから
本番が終わったから
その曲を歌うのはおしまい
ではなくて
大好きな曲は機会あるごとに取り上げていきたい
大切に歌い続けていきたい
と思っています。
順不同になりますが
今日は当日演奏する曲との関わりを簡単に記載します。
◆プログラムにある高田三郎作曲「くちなし」、中田喜直作曲「たんぽぽ」
こちらの曲などは、学生生活を終えてから縁あって伺わせて頂いてる長野でのコンサート
まもなく130回に届く中の、半分以上はこれらの曲を歌ってきた気がします。
今ではピアノの前奏が始まると自動的に歌い始めるくらい
身体に染み込んでいると思いますが
毎回新しい発見があり、何度歌っても大好きな曲です
◆プーランク「ヴォカリーズ」
プーランクの「ティレジアスの乳房」というオペラのアリアを学生時代から長く歌ってきましたが、こちらのヴォカリーズは、コンクールの課題曲として出会って以来歌い続けている曲です。
歌詞がないので一般のお客様にも楽しんでいただけると思います。レガートでドラマティックな曲です。
◆ラヴェル「5つのギリシャ民謡」
コンクールでも、コンサートでも、たくさん歌ってきました。ギリシャ語の原詩をフランス語に翻訳したものが歌詞になっており、地中海の雰囲気が漂う曲です。
◆畑中良輔「八木重吉の詩による5つの歌」
この曲を初めてコンサートで歌ったのは、音大受験以前に遡るかもしれません。
機会あるごとに歌ってきてはいるのですが、昨年のコンクールのプログラム提出の際に、パートナーのピアニストと学生時代からの先生の両方に薦められた曲です。
機会あるごとに歌ってきてはいるのですが、昨年のコンクールのプログラム提出の際に、パートナーのピアニストと学生時代からの先生の両方に薦められた曲です。
八木重吉の詩にある孤独感、死をみつめる気持ちをお伝えできればと思っています。
◆バースタイン「キャンディード」より「着飾って、きらびやかに」
こちらも学生時代から長く歌っている曲です。いくつかのコンクールで歌い、賞を頂いたこともあります。英語を少し話すことと、ヒロインの性格、曲の音域からも、自分らしさが出るようで、歌い手の仲間や先輩からも評価を頂くことの多い曲です。
6/5(金)のコンサートは
長く大切に歌ってきた曲を
大切なお友達に聴いていただく機会です。
事情があって都合が合わなかった方からも、たくさんの応援の声を頂戴しており
本当に有難く思っています。
もし
金曜日にご都合がつくのであれば
人生の中でも滅多に巡らないであろう貴重な演奏機会を
見届けて頂けると嬉しいです。
お読みくださって有難うございます。ぜひ2つのランキングバナーのクリックにご協力くださいませ(^^)/
by chiearai
| 2015-05-27 23:19
| オペラとコンサートのこぼれ話