Feel the wind~Chie's days of life♪

chiearai.exblog.jp

ソプラノ新井千惠(新井千恵)のブログ

カテゴリ:オペラとコンサートのこぼれ話( 13 )

本日、青島先生宅スタジオでの最終稽古が終わりました。
  
いろいろと嵐、吹きまくってます。
稽古場でも怒られまくりです(vv)
しかしその指摘は正しく、厳しいけれど有難く受け止めています。
    
    
私の声は軽く高く、キャラクターとしては「スーブレット」と呼ばれる若いメイドさん的な役を演じる声なのですが、それでも年を重ねるに従って、奥様の役を演じる機会が出てきます。
   
ただ、本格的に歌い始めたのも遅く、自分より圧倒的に若い子たちの中で勉強を続けていますし、外では落ち着いてみられることも多く、勉強を始めた段階から娘役を演じる機会は意外と少なく
  
軽く、明るい娘役を本番の舞台で演じるのは
おそらく本邦初。
   
この先何度巡るか分からない、声に合った役を勉強する機会を逃さないため、また、長く健康に歌い続けるために
  
昨年から、希望を出せるとき、選べるときは持っている声に合う役で希望を出し、(演出的に普段の様子に合う、と思われる)声に重い役のお申し出はお断りしています。
     
いざそれが現実になってみると…
  
これまで演じたいとは思っても、苦手で避けてきたり
「合わないだろう」と振られることもなかった分、やはり大変です。
大挑戦。
   
しかもこの演奏会は東京室内歌劇場の50周年記念事業の一環で、
日本の第一線の舞台、海外の劇場でも活躍される歌い手さんがたくさん出演される、大きな機会です。
   
私が関わるパートは多くはありませんが、  
日本のオペラの上演史を振り返る、音楽的に意義の高い、文字通り良質なコンサートです。
当日お運びくださる方は、ぜひ楽しみにされてください(^^)
  
どうしようか迷っていらっしゃる方は、今回を逃さないことをおススメします。
ぜひ、いらしてください。
  
終演後のロビーでお目にかかるのを楽しみにしています!

詳細はこちらから ↓ ↓
https://www.facebook.com/events/554567324693890/


日々の実況はFacebookで、
日常の気づきと最新情報はメルマガでお伝えしています。

お読みくださって有難うございます。ぜひ2つのランキングバナーのクリックにご協力くださいませ(^^)/



[PR]
by chiearai | 2016-02-25 00:36 | オペラとコンサートのこぼれ話

大好きな曲を、あなたに

◆早いもので、6/5(金)のジョイントコンサートまで1週間。

今回は松尾ホールでプログラムを用意していただけるので、4月5月のオペラのように詳細の情報をブログに上げなくても大丈夫そうです。

当日のお楽しみ、ということでお待ちいただければと存じます。


◆予定しているプログラムは、どの曲も長く歌い続けてきた曲です。

私が知らないステキな曲は世界中にたくさんあるとは思うのですが

音大受験を決心する以前、アマチュアの頃からたくさんの曲を勉強してきて

楽譜は自宅の本棚一台分

レッスンに持っていくためのコピー譜を積むと自分の身長は優に超えます。

勉強している段階で

現在歌曲全集が市販されている法人作曲家のチクルスはほぼ網羅したと思います。


◆新しい曲に取り組んでいくのも大切なことだけど

レッスンが終わったから

本番が終わったから

その曲を歌うのはおしまい

ではなくて

大好きな曲は機会あるごとに取り上げていきたい

大切に歌い続けていきたい

と思っています。


順不同になりますが

今日は当日演奏する曲との関わりを簡単に記載します。


◆プログラムにある高田三郎作曲「くちなし」、中田喜直作曲「たんぽぽ」

こちらの曲などは、学生生活を終えてから縁あって伺わせて頂いてる長野でのコンサート

まもなく130回に届く中の、半分以上はこれらの曲を歌ってきた気がします。

今ではピアノの前奏が始まると自動的に歌い始めるくらい

身体に染み込んでいると思いますが

毎回新しい発見があり、何度歌っても大好きな曲です


◆プーランク「ヴォカリーズ」

プーランクの「ティレジアスの乳房」というオペラのアリアを学生時代から長く歌ってきましたが、こちらのヴォカリーズは、コンクールの課題曲として出会って以来歌い続けている曲です。

歌詞がないので一般のお客様にも楽しんでいただけると思います。レガートでドラマティックな曲です。

◆ラヴェル「5つのギリシャ民謡」

コンクールでも、コンサートでも、たくさん歌ってきました。ギリシャ語の原詩をフランス語に翻訳したものが歌詞になっており、地中海の雰囲気が漂う曲です。

◆畑中良輔「八木重吉の詩による5つの歌」

この曲を初めてコンサートで歌ったのは、音大受験以前に遡るかもしれません。
機会あるごとに歌ってきてはいるのですが、昨年のコンクールのプログラム提出の際に、パートナーのピアニストと学生時代からの先生の両方に薦められた曲です。
八木重吉の詩にある孤独感、死をみつめる気持ちをお伝えできればと思っています。

◆バースタイン「キャンディード」より「着飾って、きらびやかに」

こちらも学生時代から長く歌っている曲です。いくつかのコンクールで歌い、賞を頂いたこともあります。英語を少し話すことと、ヒロインの性格、曲の音域からも、自分らしさが出るようで、歌い手の仲間や先輩からも評価を頂くことの多い曲です。


6/5(金)のコンサートは

長く大切に歌ってきた曲を

大切なお友達に聴いていただく機会です。

事情があって都合が合わなかった方からも、たくさんの応援の声を頂戴しており

本当に有難く思っています。

もし

金曜日にご都合がつくのであれば

人生の中でも滅多に巡らないであろう貴重な演奏機会を

見届けて頂けると嬉しいです。


お読みくださって有難うございます。ぜひ2つのランキングバナーのクリックにご協力くださいませ(^^)/

[PR]
by chiearai | 2015-05-27 23:19 | オペラとコンサートのこぼれ話
◆6/5(金)の松尾賞記念コンサートまで、2週間を切りました。

しばらくはこちらのコンサートの情報をお知らせしていこうと思います。

メールやFacebookではお知らせしているのですが、こちらのコンサートはとてもとても特別な機会です。


◆大阪国際音楽コンクール、という関西で本選が開かれるコンクールは

年齢的には幼児から小学生、大人まで、学生もプロもアマチュアも網羅し、弦楽器、管楽器、声楽のソロ、チェンバロやピリオド楽器、マリンバ、マンドリンを含む民族楽器、2台ピアノ、連弾、アンサンブル、デュオ、リサイタルと楽器も演奏形態も幅広く

予選は日本全国、フランス、オーストリア、アメリカ、タイ、韓国と世界各国で開催され(このため近年は、特に高校生以上の部門の上位は海外からの参加者が取ることが多いです)

入口の時点では間口の広い、巨大規模のコンクールです。


◆このコンクールは本選の後に、高校生以上の各部門の最高位の出場者だけで「グランプリファイナル」という部門オープンのコンペティションがあるのですが

松尾賞記念公演というのは、このグランプリファイナルを通過した出場者と、全出場者の中で審査員の印象に残る演奏をした若干名に提示される、コンクールの副賞としての企画で

私はこのグランプリファイナルの出場対象にならない部門で受けていたのですが、縁あってコンサートの推薦が頂けたようなのです。

入口の時点から数の上だけでみたら、全体の1%以下の確率で成立した機会。


◆先日私にこのコンクールを薦めてくださった、大学時代の先生のところに伺ってこのお話を知ったのですが

共演のピアノ、ハープのお二人も、将来性を感じさせる個性的な演奏をするとのこと。
このお二人と一緒に組ませていただいたということもまた、喜んでいいことだ思うと仰ってくださいました。

こんな大きなお話を自ら宣伝して回らねばならないというのがまた大変なのですが、今までの機会とは状況が違います。

物理的に可能であるなら、ぜひ三人の演奏を聴いていただきたいと思っています。


◆コンクールというのは、疵のない演奏をするというのが第一条件

正直私は、本選で完璧な演奏ができたわけではなく、それが最高位でも三位という順位に表われた自覚はあるのですが

提示したプログラムと当日の演奏は、非常に話題になったのだそうです。


◆コンサートで演奏する曲は

学生時代から長く歌ってきたラヴェル、プーランクの歌曲

生前に大学で指導を受ける機会を頂いた故・畑中良輔先生の歌曲を中心に

大阪まで足を運んでくださった方たちが「もう一度聴きたい」と言ってくださっている

長く歌ってきた大切な曲ばかりでプログラムを組んでいます。

ぜひご連絡くださいませ!


お読みくださって有難うございます。ぜひ2つのランキングバナーのクリックにご協力くださいませ(^^)/

[PR]
by chiearai | 2015-05-23 14:39 | オペラとコンサートのこぼれ話
◆番号オペラの続きの前に

ドンナ・アンナという役と私自身の関わりについて記載しますね(^^)

しっかりした、日本でいうなら重めの声と、軽やかなコロラトゥーラの技術の両方が求められるこの役

私にあるのは後者だけです。

ゼルリーナじゃないの?と言われましても

一般的ないわゆる軽いソプラノのような

軽量級の出し方ではないのと

あとは見た目の問題で、「今」ではないかな…(「昔」はアリだったとは思いますが(vv))



◆持っている声と、舞台での見た目とのバランス

この両方で、曲としてはドンナ・アンナのアリアや重唱を長く勉強し

過去の舞台ではドンナ・エルヴィーラを演じたこともあります。

私にはエルヴィラもレパートリーになる役のようです。

アンナは軽い声だけでは歌いきれない部分が多く、その意味では今回も超難役に取り組んでいます(u_u)



◆初めてアンナのアリアを聴いたのは

音大受験を考える以前のこと。

(ちなみに大学院を出たのが6年前なので、結構昔の話ですね(^^))


エディタ・グルヴェローヴァという、世界的なプリマの声が好きで

中でもドン・ジョヴァンニで歌われる

ドンナ・アンナの2曲のアリアが大好き


私の声には重い曲だから、と

音大に入るまではレッスンに持って行くことも許されなかった曲の(1幕で歌われるアリアは今回のオペラに取り組むまで許可が出ませんでした)

特にコロラトゥーラの技術が満載のパッセージが好きで

当時暇さえあれば歌っていた

というのが

私がコロラトゥーラの曲を歌うようになった原点です。



◆実際お世話になっていた先生には

受験の時点で

あなたはコロ (コロラトゥーラのこと) の箇所がくると欠点がすべて飛ぶ

他も同じように歌えばいいのに

っていうか

マジで教わりたいから

レッスンしてくれない?



と言われていたのですが

自分でも気が付いたらできていた、程度の感覚しかなかったので

残念ながらレッスンは実現しませんでした(^_^;)


◆あれから15年は経ったでしょうか

アンナの2幕の方のアリアをレッスンに持っていった音大生の頃から10年。

このアリアの歌い出し

Non mi dir, bel'idol mio (仰らないでください、私の愛しい方)

という長いフレーズを、途中で息を継ぐことなく

一息で歌い切れるようになったのは、本当につい最近のことです。

(難しいフレーズではあるのですが、ここを一息で歌えなければ、この曲は人前で歌うべきではないと言われていました)



◆公演を間近にして

まだまだ詰めるところはいっぱい

それでも歌える箇所は確実に増えています。


椿姫を全幕、そしてドンナ・アンナという難役を

応援してくださるお客様の前で歌い切る

それが今年の連休の一大目標

ぜひ、見届けに来てくださいm(__)m

お読みくださって有難うございます。ぜひ2つのランキングバナーのクリックにご協力くださいませ(^^)/


[PR]
by chiearai | 2015-04-23 18:10 | オペラとコンサートのこぼれ話

番号オペラってなあに?

◆番号オペラ、って聞いたことがありますか?


オペラの楽譜に記載されている曲の一つ一つに、頭から順に1番、2番…と番号が付いているオペラをそのように呼ぶようです。

たとえばモーツァルトやそれ以前の時代のオペラ作品には、アリアや重唱など、作品中の一つ一つの曲に番号が振られていることが多く


「椿姫」などヴェルディの時代になると番号が振られることはほとんどなく、「カヴァレリア・ルスティカーナ」のように一幕で完結する作品や、「ラ・ボエーム」のように一幕単位で区切りなく続くように書かれている楽譜ですと、途中の演奏箇所を探すのが大変だったりします(^_^;)

そして番号が振られているオペラ作品は、稽古場やレッスンでは「10番お願いします」というように該当箇所が番号で呼ばれたりします。


◆ドン・ジョヴァンニもいわゆる番号オペラと呼ばれるもので、アリアや重唱を含めると全部で24番まであります。

次の記事で、何番で誰が何を歌う、というのを具体的に上げますねd(^_^o)


お読みくださって有難うございます。ぜひ2つのランキングバナーのクリックにご協力くださいませ(^^)/


[PR]
by chiearai | 2015-04-23 17:41 | オペラとコンサートのこぼれ話
◆しばらくはドン・ジョヴァンニにまつわる話題をお送りして

落ち着いた頃に

昨年夏からたまりまくった旅の記録を一気に更新しようと思っています。

ということで今しばらくはドン・ジョヴァンニの話にお付き合いくださいませm(__)m


◆物語は

部屋に忍び込んで(要するに夜這い)襲い掛かったドン・ジョヴァンニを

ドンナ・アンナが屋敷の外に追いかけて揉み合いになる場面から始まるのですが

はい、夜忍び込んでるわけです

ヨーロッパで2000人の女性と愉しまれたというお方が。

…そもそもなんで逃げていて

それを追いかけるんでしょう??


◆長い間

登場する前に

二人の間にコトは起きたのか否か

論議されてきました。


ドン・ジョヴァンニは仮面を着けてアンナの部屋に忍び込んだ

アンナには婚約者がおり

彼が来てくれたのね ♥

と思いきや

なんだか知らない仮面の人…!?


◆なんでも当時のスペインは

男女比率極端にバランスが悪く、男性の数が極端に少なかったのだとか

それゆえの2000人???

かどうかは分かりませぬが

研究者によっては、アンナは冒頭でドン・ジョヴァンニを追って登場する前に

凌辱されている、と主張される方もおられました。

(ど、どうしましょう、私のお友達には小学生のお嬢さんと来てくださる方もいるのに(^^;))


実際には台本のどこにも書かれておりませんし

侵入はしたけれど(他の女性たちとは違って)騒がれて

騒がれてまでは強行できないと逃げたドン・ジョヴァンニ

それを無謀にも追いかける、勝気なドンナ・アンナ

あわや本当に襲われそうになったところをお父さん(騎士長)に助けられて

ドン・ジョヴァンニと戦ったお父さん、まさかの死亡…


◆運が悪いといいますか

要するに、無理に追いかけさえしなければ起きなかったんではないかと思います。

いずれにせよ

お父さんの部下と思われる婚約者ドン・オッターヴィオに

復讐なんて忘れて結婚して幸せに

と言われてすぐに納得は、できないだろうな~

と思いますし

言われれば言われるほど

…気持ちは冷めるんではないかと(vv)


お読みくださって有難うございます。ぜひ2つのランキングバナーのクリックにご協力くださいませ(^^)/


[PR]
by chiearai | 2015-04-23 06:45 | オペラとコンサートのこぼれ話
◆それで今回

ドンナ・アンナという役を歌わせていただくのですが

音楽的にいうと

リリックな重めの声と軽い声の歌手が持つ技術が求められるという

ちょっと大変な役です(vv)

しっかりした声だけでも

コロラトゥーラの技術だけでも歌いきれない難役


◆タイトルロール(標題役)としてのドン・ジョヴァンニがほぼ出ずっぱりなのは当然として

ドンナ・アンナというのは作品の中ではプリマに相当する役だと思うのですが

他の2人の女声役に比べてなんとなく出番が少ない(ような気がする)

それはひとつに

課された曲だけで、歌いきるには十分重いということは、あると思います。


ヴィオレッタのようにずーっと出ている役ではないですが

アンサンブルも多く

緻密な作業が…

緻密な作業が…

……

……

が、がんばりますっ!!!


お読みくださって有難うございます。ぜひ2つのランキングバナーのクリックにご協力くださいませ(^^)/


[PR]
by chiearai | 2015-04-22 06:57 | オペラとコンサートのこぼれ話
◆椿姫が終わったと思ったら、5月の連休に向かってドン・ジョヴァンニの稽古が加速しています。

今週はほぼ毎日、どこかで稽古していることになると思います。


「ドン・ジョヴァンニ」というオペラの主人公はドン・ジョヴァンニ

ドン・ファン(スペイン)、ドン・ジュアン(フランス)とも呼ばれており、このオペラがドン・ジョヴァンニというタイトルを持つのは、この作品がダ・ポンテというイタリア人台本作家の台本を元に書かれているためです。

物語はドン・ファンの伝説を元にしています。

プレイボーイの貴族ドン・ファンが、貴族の娘を誘惑し、その父親(ドン・フェルナンド)を殺した。その後、墓場でドン・フェルナンドの石像の側を通りかかったとき、戯れにその石像を宴会に招待したところ、本当に石像の姿をした幽霊として現れ、大混乱になったところで、石像に地獄に引き込まれる。(Wikipediaより引用)

オペラの物語も大筋はここを基準に進行します。


◆タイトルロール(標題役)としての主役はドン・ジョヴァンニです。

前回椿姫を観に来てくださった方には

ヴィオレッタのように出ずっぱりになるのがドン・ジョヴァンニ

だと思っていただけると概ね間違いではありません。


◆女性の登場人物が3人。

ドンナ・アンナ 伝説でいうところの誘惑された貴族の娘。今回私が演じます。

ドンナ・エルヴィーラ ブルゴスという街でドン・ジョヴァンニと3日間暮らした(ヨーロッパで2000人以上の女性と…というドン・ジョヴァンニには画期的!?)貴婦人。諦めずに遠路はるばる彼を探して追ってきます。

ゼルリーナ 村娘。結婚式の最中にドン・ジョヴァンニに誘惑されてその気になってしまう。


男性が5人。
ドン・ジョヴァンニ 標題役。伝説のプレイボーイ。

レポレッロ ドン・ジョヴァンニの従者

騎士長 ドンナ・アンナの父。襲われた娘を助けにきて、殺されてしまいます。死後石像になって復讐にやってきます。

ドン・オッターヴィオ ドンナ・アンナの婚約者。アンナに復讐を忘れて結婚して幸せに、と諭しますが…

マゼット ゼルリーナの恋人。嫉妬深いものの結局はゼルリーナの尻に敷かれている。村の若者のリーダー的存在。


◆壮絶な死というの結末が待っているこのオペラは

「ドラマ・ジョコーゾ」つまり喜劇、とされています。

遊びや可笑しさは

音楽なのか

それぞれの登場人物の姿なのか…!?


大好評のうちに終了した椿姫同様

字幕付き全幕原語上演で入場料3000円というお得な機会をお見逃しなく

この機に初オペラ、または前回とはまた違った新しいオペラ体験を!


お読みくださって有難うございます。ぜひ2つのランキングバナーのクリックにご協力くださいませ(^^)/

[PR]
by chiearai | 2015-04-21 15:05 | オペラとコンサートのこぼれ話
◆この記事は「La Traviata〜道を踏み外した女 その1」から続いています。

最初からお読みになりたい方はその1から順にどうぞ(^^)


有名な作品ですし

全体のあらすじや解説は詳しいサイトがたくさんあるのでそちらにお任せするとして

(と突然丸投げ系?)

なぜこのオペラのタイトルが「道を踏み外した女」なのか

考えてみようかなと思います。


◆すみれちゃんは愛を売る人で

真っ当じゃない「道を踏み外した」職業の人だから、というのが

日本で一般的に言われていたりしますが

もうちょっと厳しい話かなと考えています。


平等とか博愛とか言ってる現代でも階級が厳然とあると言われるフランス

すみれちゃんは「愛を売るお仕事をする」階級の人でした。

その階級を踏み外して

自由に恋愛する、という身分にない女性が

人間としての心を優先して生きようとした

というのが道を踏み外した、ということかなと思うのです。


◆そもそも椿を付けて人前に出る

という行為自体

お誘いを受け入れ可能か否かが

花の色で一目瞭然

そのための目印なもので

だからこそ初対面のアルフレードにその花を渡す

意味も、彼の喜びも

なるほどかなと思ったりするわけで


近年マスコミで(日本での通称としてのタイトルである)椿姫という名称を避け

ラ・トラヴィアータ、とカタカナで表記するケースが増えてきたのも

言ってみれば

放送禁止用語と知らずに使ってましたごめんなさい。的な話ではないかと

思ったりして。


◆11日にお運びくださる方には

当日のキャストや音楽スタッフの様子を含めた見どころを

Facebookを使ってお伝えする予定です。

人と背景を知って楽しめる部分もあると思うので(^^)


今週前半まではそんな風にお知らせをする時間を作り

直前は文字通り

当日の演奏に集中します。


以前の記事にも書きましたが

ソプラノにとって椿姫は特別なオペラです。

人気があるがゆえにダイジェストで取り上げられることはあっても

字幕付き原語上演という形でホールで演奏する機会は滅多に巡りませんし

機会を得ても

オペラを歌っている間に喉に疲労が蓄積し、上演中に喉を傷める危険を併せ持っているので

有名な歌い手さんでも二度三度と歌われる方は本当に稀です。


◆私にとっては

準備ができたから巡ったというよりは

果敢に挑戦する機会を引き寄せた、という方が近いと思います。


弱気にならず

気持ちを内に込めず

強い気持ちで向かうことをここに宣言して、当日まで頑張ります!(^^)!


お読みくださって有難うございます。ぜひ2つのランキングバナーのクリックにご協力くださいませ(^^)/


[PR]
by chiearai | 2015-04-08 07:30 | オペラとコンサートのこぼれ話
◆この記事は「La Traviata〜道を踏み外した女 その1」から続いています。

最初からお読みになりたい方はその1からどうぞ(^^)


さて。

アルフレードとパリ郊外の田舎で幸せな生活

しかしピュア系お坊ちゃまなアルフレード


お家を借りれば家賃がかかる、とか

買い物をしたら代金を払う、とか

働いてお給料を頂く

…という概念はなかったようです。


◆ヴィオレッタが自分の財産を切り崩して生活を維持している

と知って

自分が解決できる!と飛び出していったものの

オペラを観ている感じでは

解決はできなかったかもしれないですね(^_^;)

アルフレードがお出かけしている間に

アルフレードのパパがやってきます。

地方の有力者ジェルモン。

政治家か○クザか…いずれにしても只者ではありません。


◆気丈に振る舞うものの

ジェルモンの言葉の暴力に心が折れて

元々そういう身分にない人間

道を踏み外した女には幸せを求めることは許されない

と悟り、別れを受け入れて

親しかった男爵をパトロンとして頼り、家を出て行きます。


◆二幕の後半では

友人フローラのパーティで三人が鉢合わせ

その日のギャンブルで大勝ちしたアルフレードが

恥ずかしながら養われていたのに気付かず生活していたが

金なら返す、みんなの前で

とギャンブルで勝った掛け金をヴィオレッタに投げつける

すみれちゃんショックで茫然自失

ヴィオレッタを連れてきた男爵とは当然、決闘騒ぎになります。

(次、最後です)


お読みくださって有難うございます。ぜひ2つのランキングバナーのクリックにご協力くださいませ(^^)/


[PR]
by chiearai | 2015-04-07 07:30 | オペラとコンサートのこぼれ話

ソプラノ新井千惠(新井千恵)のブログ


by chiearai