2009年 10月 16日
魅惑的な声♪

大学時代からお世話になっている先生が大学に赴任された翌年から始まり、先生のご家族はもちろん、年によってはお友だちの歌い手さんが聴いてくださることもある会です。
シュトラウスのオペラ《ナクソス島のアリアドネ》からツェルビネッタのアリア「偉大なる女王さま」を歌わせていただきました。画像は伴奏していただいた上野紀子さんと。
上野さんには大学院2年の専攻と修士レッスン、フランス歌曲の授業でも2年間お世話になりました。昨年のオネーギンに続いてまたもや大曲で申し訳なかったのですが、一緒に合わせていく過程で新鮮な発見があってとても勉強になりましたm(_ _)m
プログラムに記載されたり、学生の演奏の後のご挨拶で語られる先生の言葉に毎年胸がいっぱいになりますが、大学院を修了して外に出て初めて参加させていただいた今回は、先生や先生のご家族のお気持ちの温かさに感激するとともに、よく知っている後輩たちがたくさんいる懐かしい場であっても、学生の頃と同じ意識で出て行ってはいけないということを改めて感じる機会になりました。
大阪でのコンクールを終えて1週間。発表会を終えるまでの間にさまざまな出来事があり、今まで感じたことのないような葛藤を抱えて迎えた本番でした。舞台の上以外では葛藤する気持ちが強く、演奏報告のブログもしばらく書く気力が起きなかったのですが…
この長大なアリアをノーカットで演奏させていただく機会に恵まれたことに感謝するとともに、実際に演奏を終えて、他のレパートリーと同じレベルで安定した状態で歌いきるにはまだまだ力が足りないこともよく分かりました。
この曲は私の「人生で歌い残したら後悔する曲リスト」の一番に挙がる曲です。
諦めずにまたしつこくしつこく、これからも歌って行こうと思います。
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by chiearai
| 2009-10-16 23:17
| 歌と日常