人気ブログランキング |

Feel the wind~Chie's days of life♪

chiearai.exblog.jp

ソプラノ新井千惠(新井千恵)のブログ

カテゴリ:プロフィール( 3 )

コンサートを企画したり演奏を引き受けるときに考えること、という話をブログに上げる前に、私自身のことを書いてみる。


社会人から音大受験をして、二度目の大学生になってそのまま大学院に行き、並行してオペラ研修所に通い、すべて修了したのが2009年春。

学生生活を終えて、早いもので今年の春には10年になる。

できる限りの勉強をして今ここにいる。元々勉強するなら後々悔いのないように、やるだけのことをする、と決めて始めたことで、少なくとも当初は演奏家を目指して…というのとは違っていたはず。

元々専門分野を定めたらその分野で大学院に行く、と決めて進路を模索していて、当時の仕事に近い異文化コミュニケーションか、MBAかで迷っていた。

ある日ふと、
何かの役にたつとかじゃなくて、自分が好きなことで行ったらよくない?と思い付いて、そこで初めて音楽で行く選択肢を考え付くのだけど

実技主体の分野でいきなり大学院受験はいろんな意味で厳しい。思い付いてから何年かは解決策を求めて決めかねる状態で時間が過ぎた。

文学部に行く人が必ず作家になるわけでも、法学部に行く人が必ず法曹に入るわけでもない。学部はそこに興味と探究心があれば、行くのは別に構わなくない?という気持ちがあったのは否定しない。

プロの演奏家の技術にオリンピック選手並みの精度と水準を求めるなら、(イチローのようなレジェンドは別として)そろそろ引退を考え始める年代から音大行くのにプロとかないでしょう(あくまで一般論として)と思っていたし

自分には自分の音楽人生がある。
やらないとも勉強しないとも言わないけれど、最初から無理なことだってあるだろう、という自覚からのスタート。

ところが自分で思っていた以上に頑張っていたのか
そもそも音大の「学部」に行くと周りに話した時点でドン引きされた。音大はとっくに出てると思っていた。大学院の間違いでしょう?と。

当時通っていたゼミでご一緒していた先輩方には、例外なくそう言われたけれど、それはもちろん音楽教育を受けた平均的な像と比較してのことだと思うし、お世辞の範疇と思うことにした。

時間(もちろんお金も)もかかったし、もし当時の私に相応の実力があれば、音大とか考えないでどうやったら演奏で生きていけるか考えて動く方が、いわゆる「プロ」には早く近付けたかもしれない。

自分には自分の音楽人生がある、と思って入り直した音大で、学生生活を6年も余計に(笑)過ごす価値は私には十分にあり、そこは一点も後悔はない。

たくさんの出会いがあって、勉強になることがたくさんあった。それらはやはり、学生として過ごしたからこそ得られた財産。

そして大学院に進学した辺りから、修了して5年くらいは、それまで考えもしなかったような機会をたくさん頂いた。おそらくその7〜8年の体験が、演奏を続けていくことの核になっている部分はあると思う。

院試の予行を兼ねて受けたオペラ団体のオーディションで、合格と共に翌年の公演を降板された方の代役を打診されてオペラデビューにつながったり、国際コンクールの本選で入賞する、ということも起きた。
イタリアから来日される先生のマスタークラスに特待生という形で何年も入れて頂いたり、研修所を終えた時には若手声楽家の登竜門といわれたサロンのオーナーが訪ねてくださって、翌月からオーナーが亡くなって閉店に至るまで、オペラサロンに毎月のように出演させて頂いた。

長年お世話になって、未だ私の技術面で合格点は出せないと思っている先生には
レッスン室では起きないことが舞台の上で起きているとしか思えない、と言われていた。

大学院を修了してから、劇場で研修して新年にオペラ公演に出る、という時期を数年過ごし、その後場を移してオペラの勉強を続ける。

先生に監修に入って頂いて自主企画の形でオペラを上演するのは、私の体調の問題で昨年を最後に区切りをつけたけれど、3作品4公演、自主企画のオペラを赤字を出さずに上演できたし、いくつかの自治体のオペラにも出させて頂いて、舞台に出る、という意味ではそれらも概ね赤字を出さずにやってこれた。

学部からでも入り直そうかな、と思い始めて20年
実際に入って15年
大学院とオペラ研修所を終えて10年

ストレス性の潰瘍で動けなくなる昨年2月までは
様々な機会で切れ目なく演奏させて頂いて
生徒を持つとか合唱団を運営するとかそういうことをせずに、納得のいく機会を選んで、演奏に関しては大きな経済負担をすることなく続けてきた。

必要なことをやり
出会った人を大事にして
拓けた先にあるものをつかむ

もっと上手くできたかもしれないし
自分のメンタルのあり方次第で
全然違う今があったかもしれないけれど

私の中ではいろんなことが一段落して
もちろんこれからも勉強はしていくし、
機会も求めていくけれど
精神的には今までとはちょっと(いや多分かなり)
違う感じになると思う。

ブログは誰が読むか分からないけれど
そんなに読む人もいないというのもあるし、

迷って困っていたり、諦める人も少なくない、
という側面から
今私がどういうポリシーで演奏を引き受けたり
引き受けなかったり
または人件費がかかるオペラのようなものでも
赤字を出さずにやりきっているのか

時間をみつけて書いていこうかな、と思ってます(^^)


(日常の音楽活動のことはFacebookに主に記載しています。ご興味のある方はフォローをお願いします)

日々の実況はFacebookで、
日常の気づきと最新情報はメルマガでお伝えしています。

お読みくださって有難うございます。ぜひ2つのランキングバナーのクリックにご協力くださいませ(^^)/



by chiearai | 2019-01-05 01:24 | プロフィール | Comments(0)

出演予定と記録:オペラ

* は試演会などで一場面を演じたもの。コンサートで演奏したアンサンブルは除いています(2018.12現在)。

2018年
   2月 愛の妙薬 アディーナ (スパルティートの会)

2017年
   2月 愛の妙薬 アディーナ (スパルティートの会)

2016年
   1月 市場のかみさんたち お菓子売りの女(東京室内歌劇場)

2015年
   5月 ドン・ジョヴァンニ ドンナ・アンナ(ケイアーツオフィス)
   4月 椿姫 ヴィオレッタ(ケイアーツオフィス)


2014年
6月 こうもり ロザリンデ(声楽研究会)
6月 椿姫 ヴィオレッタ(スパルティートの会)
6月 ドン・ジョヴァンニ ドンナ・アンナ(スパルティートの会)
1月 ラ・ボエーム ムゼッタ(カイ・レパートリーシリーズ)

2013年
10月 ヘンゼルとグレーテル 眠りの精 (シアターχ パフォーミングアーツ塾)
9月 ヘンゼルとグレーテル 露の精 (さいたまシティオペラ)
9月 ドン・カルロ テバルド (新宿区民オペラ)
1月 コジ・ファン・トゥッテ フィオルディリージ(カイ・レパートリーシリーズ)

2012年
2月 ドン・ジョヴァンニ ドンナ・エルヴィーラ(カイ・レパートリーシリーズ)

2011年
6月 椿姫 ヴィオレッタ (オペラサロン・トナカイ ハイライト)
5月 魔笛 侍女I(あらかわバイロイト特別公演)
4月 カヴァレリア・ルスティカーナ ローラ(荒川オペラシリーズ)
1月 フィガロの結婚(カイ・レパートリーシリーズ)

2010年
11月 フィガロの結婚 伯爵夫人 (シアターχパフォーミングアーツ塾)
9月 修道女アンジェリカ インフェルミエーラ (さいたまシティオペラ)

2009年
9月 秘密の結婚* エリゼッタ (Accomodante)
9月 清教徒* エルヴィーラ (Accomodante)
7月 ランメルモールのルチア* ルチア (Campana)
3月 ランメルモールのルチア* ルチア (二期会研修所)
2月 夕鶴 つう (大学院オペラ)

2008年
10月 愛の妙薬* アディーナ (二期会研修所)
8月 愛の妙薬* アディーナ (Campana)
7月 秘密の結婚 フィダールマ (大学院オペラ)
3月 椿姫* ヴィオレッタ (Campanella)
3月 ドン・ジョヴァンニ* ドンナ・エルヴィーラ (二期会研修所)

2007年
10月 コジ・ファン・トゥッテ* フィオルディリージ (二期会研修所)
9月 メリーウィドウ オルガ (さいたまシティオペラ)
5月 友人フリッツ* スーゼル (Accademia)
4月 魔弾の射手* アガーテ (Campanella)
3月 フィガロの結婚 伯爵夫人 (学生有志)
3月 ヘンゼルとグレーテル ヘンゼル* (東京声楽教育センター)
3月 コジ・ファン・トゥッテ フィオルディリージ* (東京声楽教育センター)
1月 カプレーティ家とモンテッキ家* ロメオ (大学オペラ実習)
1月 ドン・パスクワーレ* ノリーナ (大学オペラ実習)    
      
2006年
7月 コジ・ファン・トゥッテ フィオルディリージ* (大学オペラ実習)
7月 ヘンゼルとグレーテル* ヘンゼル (東京声楽教育センター)
3月 コジ・ファン・トゥッテ* ドラベッラ (東京声楽教育センター)
3月 フィガロの結婚* 伯爵夫人 (東京声楽教育センター)
1月 コジ・ファン・トゥッテ* フィオルディリージ (大学オペラ実習)

2005年
7月 カプレーティ家とモンテッキ家* ジュリエッタ (東京教育センター)
7月 フィガロの結婚* スザンナ (大学オペラ実習)
6月 ドン・ジョヴァンニ* ドンナ・アンナ (La Base)
3月 椿姫* ヴィオレッタ (東京声楽教育センター)

2004年
7月 カプレーティ家とモンテッキ家* ジュリエッタ (東京教育センター)
6月 夢遊病の女* アミーナ (La Base)
6月 ランメルモールのルチア* (La Base)         
4月 コジ・ファン・トゥッテ* デスピーナ (Opera Nova)
3月 コジ・ファン・トゥッテ* フィオルディリージ (東京声楽教育センター)
1月 ランメルモールのルチア ルチア (カンピエッロ)

2003年
7月 シモン・ボッカネグラ* アメーリア (東京声楽教育センター)
3月 フィガロの結婚* 伯爵夫人 (東京声楽教育センター)

♪♪1日1クリック、お願いします♪♪
にほんブログ村 クラシックブログ 声楽へ にほんブログ村
人気ブログランキングへ人気ブログランキング

by chiearai | 2018-12-24 15:30 | プロフィール | Comments(0)

自己紹介です♪

e0106251_1283195.jpg新井千惠です♪
(新井千恵、ではなく千「惠」と表記しています。同姓同名の方が少なくないので…ちなみに「新井千恵」の表記で検索して表示される、このブログ以外のブログ、twitter、facebookアカウントはすべて別の方のものですm(__)m)

東京音楽大学声楽専攻卒業。2009年同大学大学院声楽専攻独唱研究領域修了、二期会オペラ研修所第53期修了。大学卒業時に学内卒業演奏会、および大倉山水曜コンサート第20回新人演奏会に出演。

東敦子メモリアルシリーズ、大倉山水曜コンサート、新宿三井ビルランチタイムコンサート、二期会アフタヌーンコンサート、オペラサロン・トナカイ サロンコンサートなど様々なコンサートに出演。
また、ピティナ・ピアノ曲事典の収録に加わり、近現代歌曲の録音に取り組んでいる。

オペラでは大学院オペラ「秘密の結婚」フィダールマ、「夕鶴」つう、さいたまシティオペラ「メリーウィドウ」オルガ、「修道女アンジェリカ」インフェルミエーラ、「ヘンゼルとグレーテル」露の精、シアターχ(カイ)「フィガロの結婚」伯爵夫人、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ、ドンナ・エルヴィーラ、「コジ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ、「ラ・ボエーム」ムゼッタ、荒川オペラシリーズ「カヴァレリア・ルスティカーナ」ローラ、あらかわバイロイト特別公演「魔笛」侍女I、ケイアーツ(スパルティート)「椿姫」ヴィオレッタ、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ、東京室内歌劇場「市場のかみさんたち」お菓子売りの女役などを演じる。さいたまシティオペラ演奏会員、コンセール・C会員、東京室内歌劇場会員、二期会準会員。

受賞歴
第22回コンセールヴィヴァン新人オーディション合格
第14回ベストプレイヤーズコンクール奨励賞受賞
第25回江戸川区新人演奏会オーディション合格。同新人演奏会に出演
第14回JILA音楽コンクール入選
第10回大阪国際音楽コンクール 歌曲部門エスポアール賞受賞
第22回及川音楽事務所新人オーディション合格、優秀新人賞受賞
第43回フランス音楽コンクール(日仏音楽協会=関西主催)、フランス総領事賞受賞
第15回大阪国際音楽コンクール リサイタル部門第3位(最高位)、推薦を得て、松尾博賞受賞記念公演にてジョイントリサイタルに出演

2008年よりイタリアへの渡航を繰り返し、研鑽を積んでいる。また、大学時代から組んでいるピアニストとのデュオ、トロヴァトーリとして首都圏、甲信越地区を中心に演奏を重ねており、大学院修了後より始めたデュオコンサートは200回を超える。

♪♪1日1クリック、お願いします♪♪
にほんブログ村 クラシックブログ 声楽へ にほんブログ村
人気ブログランキングへ

by chiearai | 2006-12-01 17:29 | プロフィール | Comments(0)

ソプラノ新井千惠(新井千恵)のブログ


by chiearai